話題のSNS「Bluesky(ブルースカイ)」で公式アカウントを作ってみました。〜画像たくさん説明付き〜
見た目はほぼ「X(旧Twitter)」の新興SNS「Bluesky(ブルースカイ)」。巷で話題なので当社も公式アカウントを作り、たくさんスクショを撮って手順をまとめてみました。これから始めようと考えている方のお役に立てれば幸いです。
「Bluesky(ブルースカイ)」とは?
「(旧)Twitter」の共同創業者であるジャック・ドーシー氏らが発案した、見た目がほぼ「X」と同じSNSです。アメリカのAppleとGoogleの無料アプリランキングで1位になるなど、「X」の代替サービスとして注目をされています。
X(旧Twitter)との違い
大きな違いはサーバー構造にあります。「X(旧Twitter)」をはじめとした一般的なSNSは自分たちのサーバーで情報を一元管理しているのに対し、「Bluesky」は”分散型”を採用しており、自分たちのサーバーに加えて、ユーザー自身のサーバーを利用してもよく、アカウント登録時に選択することができます。”分散型”のメリットとしては、「Bluesky」の運営会社が事業を停止したとしても、ユーザー側で投稿履歴等のデータを守ることができます。
「Bluesky」のサーバーを利用してアカウント登録すると、ハンドル名に「@(自分で指定したハンドル名).bsky.social」の表記が付きます。ざっと見回してみた感じだと、結構な割合でこの「.bsky.social」の表記が付いているアカウントが多いです(企業公式アカウント含む)。弊社もとりあえず「Bluesky」のサーバーを利用して「@shoutoubiz.bsky.social」というハンドル名で、アカウントを作成してみました。
▼参考:Xserver VPS
https://vps.xserver.ne.jp/agency_via/?cd=XAGH1U&type=xvps
なぜ話題なのか
「Bluesky」は2024年11月現在でユーザー数2000万人を達成し、利用者数が急増しています。そのうちの50%以上が日本人だというのだから驚きです。なぜ話題なのかを調べてみると、「次期トランプ政権で要職につくとされるイーロン・マスク氏への不満から、「X」離れの受け皿として「Bluesky」へ人が流れている」との記事をよく見かけます。もちろんそのような方も多いことと思いますが、日本人はどちらかというと、ここ最近続いている「X」のサービス改悪への不満が「Bluesky」へ流れる理由になっているのではと感じています。「X」のサービス改悪については後述しておりますので興味のある方はそちらをご確認ください。
ということで、弊社も流れにのってアカウントを作ってみました。
個人的な感想は下記の通りです。
- 無料なので心置きなく始められた。
- 広告がなくて見やすい。
- 広告がないのでインプレゾンビがいない。
「インプレゾンビ」とは:X(旧Twitter)で広告収益を得ることを目的としてインプレッション(閲覧回数)を稼ぐために、他人の投稿をコピペして投稿したり、話題の投稿に意味のない返信コメントをしたりするアカウントの俗称。 - まだ収益モデルが無いため、PR会社やSNS業者等の『案件』が無く快適。
- 300文字まで書ける(「X」は無料アカウントで140文字まで)
- まだ企業アカウントが少ないのでチャンス!
今後アカウント数が増えてきたら有料化するかもしれないし、広告も付くかもしれないし、先行きの見えない感じは不安要素であると言えますが、それはブルースカイに限った話ではありません。
X(旧Twitter)の話題になったサービス改悪の一例
「『サービスの改悪』って一体何がどうなったの?」という方向けに、筆者の思いつくままに一例をご紹介します。「そんなんいいからアカウントの作りかた教えて」という方は次項へお進みください。
「X」に投稿した画像が、「X」のAI学習に利用される。
『本ポリシーで概説されている目的のため、当社が収集した情報や一般公開された情報を、機械学習または人工知能モデルのトレーニングに使用することがあります。』(X利用規約より)
→イラストレーターや絵師と呼ばれるクリエイターたちから猛反発。
外部リンク付きの投稿の表示優先度が下がる。
企業アカウントでは宣伝のために外部リンクを貼ることはよくあるため、これはデメリットと言えますね。。
ブロックしても投稿を閲覧できちゃう。
今までは特定のユーザーをブロックすると、自分の投稿がブロックした相手は閲覧できなくなっていましたが、サービス改変でブロックしてもブロックされた側が閲覧できる(コメントやリポストは従来通り不可。)ように変更されました。ストーカー被害にあっている方や、迷惑行為を受けて困っている方の強い反発がありました。
API有料化による一部のサービス終了。
これはちょっと前になりますが、APIが有料化したことにより、APIを利用した外部サービスが多数影響を受けました。APIについては↓のコラムにまとめています。
その他にも青色バッジ(認証バッジ)が有料化されたり、閲覧制限(1日に見れる投稿数を制限。青色バッジと無課金勢で差あり。)があったりなど、細かいサービス改変を重ねているため、一部のユーザーの不満や不信感が募っていったものと思われます。
アカウント開設の方法
さぁ、やっと本題です。筆者はPCにてアカウントを作成しましたので、画像はパソコンのブラウザ画面となっています。
手順1:↓URLをクリック
https://bsky.app/ →「サインアップ」をクリック
手順2:「ホスティングプロバイダー」をクリック。(Blueskyのサーバーを利用する方は、その他の必要事項を入力して次へ)
手順3:自社サーバーを利用したい方は「カスタム」、それ以外の方は「Bluesky」を選択。手順2の画面に戻り、必要事項を入力して次へ。
手順4:お好きなハンドル名を入力。今だったらまだ使いたいハンドル名が使えるかも?早いもの順なので企業アカウントの場合は早めに押さえておきましょう。
手順5:お好きなアイコンをアップロード。
手順6:お好きなカテゴリをチョイス。
手順7:さあ始めましょう!
手順8:アカウント作成できました!
13歳以上でないとアカウントを作れません。最初に当社の創業年月日で登録しようとしたら、まだ創業から13年経っていないので弾かれました!代わりに代表の生年月日を入力して無事に登録。。
プロフィールバナー画像サイズ
結論:Twitterと同じ1500×500pxでいいけど、PCとスマホでサイズが違うので文字を入れる場合は中央にまとめる!
です。
画像制作にあたり注意すべき点はこちら↓↓
- 画像左下に丸アイコンが被るのでそこには何も置かない。
- PCは横長で上下が見切れる、スマホは上下は見切れないけど両幅が見切れる。
- PCとスマホで上下左右がそれぞれ見切れるので、情報は中央にまとめる。
Canvaの場合は「X/Twitter ヘッダー1500×500px」の名前でデザイン選択できますので、Canvaユーザーの方はそちらを利用するといいと思います◎
まとめ
「X」の受け皿として注目されている「Bluesky」ですが、「X」に比べればまだまだユーザー数も少なく、企業アカウントが「X」を離れる理由にはなりません。ただ、利用者数がまだ少ない今のうちに自社のハンドル名を確保しておいて損はないと思います。
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