私たちがクラウドPBXの「トビラフォンCloud」を法人電話回線に使う理由、トビラフォンbiz

トビラフォンcloudのススメ

私たち松濤bizパートナーズは、リモートワーク前提で業務執行しているコンサル企業ですが、社内コミュニケーションはチャットアプリ等を使えば何も問題ありません。今日ではリモートワークが一般的になったこともあり、アライアンス先とのコミュニケーションもアプリ上で行うようになりました。

問題は過去のデバイスになりつつある「代表電話」です。代表電話を持つことにより、営業電話や迷惑電話などがかかってくることのデメリットが年々大きくなっているのですが、まだまだ切り捨てる訳にもいきません。かなりの比較検討をした結果として、当社は代表電話回線にクラウドPBXである「トビラフォンCloud」を採用しました。従来のビジネスフォンに比べ圧倒的な利便性があります。

メリット
  • 物理的なPBX無しに、パーク保留等、一通りのビジネスフォン機能が構築できる。
  • 電話アプリのインストールで、普段使っているスマホがビジネスフォンの端末になる。
  • Wi-Fi接続で利用可能(他社の海外製アプリだと、スマホ回線のみの利用推奨)
  • トビラフォンCloud側の電話番号情報により、発着信時に相手先名が表示される。
  • デフォルトで迷惑電話フィルタ機能がある。
  • 着信拒否設定がマイページの通話履歴から簡単で、テレアポ営業電話での時間ロスが軽減できた。
  • 高音質モードで帯域を広く取ると、キャリア携帯電話並みの通話品質が確保できる。
  • 共有電話帳が電話アプリ上で使える。
  • ここ数年で050番号が珍しく無くなったことから、思い切って03市外局番を無くした。
    ⇨これが「全国対応している」と受け止められ、機会損失の削減につながっている。
  • 050番号1本、同時通話チャンネル2本を、税込3,300円/月で持てるコストメリット。
デメリット
  • 110番、119番などの1**系番号には発信できない。
  • IP電話なので、回線状況によりプチプチ途切れることやエコーが「稀に」発生する。
  • 導入時の審査が面倒。
  • 支払いが、収納代行会社の銀行口座への振込のみで、手間がかかる。

「Wi-Fi接続可能」「電話番号データベースを持ってる」の2点が「トビラフォンCloud」の特徴です。クラウドPBXのサービスは数多くありますが、大人の事情等もあり選ぶのが難しい分野でもあります。電話品質など、使ってみなければ正直分かりません。私たちは別に「トビラフォンCloud」の代理店ではありませんが、法人の固定電話についての悩みは時々聞きますし、PBX機器のリプレースは高いですし、リモートワーク時代にベストな法人電話回線と考え、後の人の為にコラムに纏めました。

営業外注会社などからのテレアポ電話を受けたら、PCブラウザ画面から着信拒否登録(1分で登録できる!) 冗談ではなく、生産性が簡単に上がります(笑) 

通話設定を「標準モード」から「高品質モード」に変更する。 コールセンターでもない限り、ネットワーク帯域的に「標準モード」で節約する意味はない。今の時代で普通に使えてるレベルのWi-Fiや携帯回線が前提なので、仮にdocomo回線がパケ詰まりしてるような環境なら、回線側を変更してしまった方が今の時代は楽かも。

ちなみに「トビラフォンCloud」の運営会社であるトビラシステムズ(株)は東証スタンダード上場企業ではあるものの、大変失礼ながら、そこまで知名度が高い会社ではなく知らない人の方が普通だと思います。しかしiPhoneを使用している人なら、「280blocker」の権利を譲渡された会社が分かり易いかもしれません。

【2023年12月20日 追記】 iOS17「スタンバイ」

iOS17の新機能「スタンバイ」でスマートディスプレ化している状態だと、着信しない(スマホアプリ側が着信認識しない?)のでバイブ等が起動せず、電話を取れない状態が起こりました。機種はiPhoneSE2、iOS 17.1の段階気づきましたが、現時点のiOS 17.2.1で解消されてるかは確認していません。

「設定」→「スタンバイ」がONでも、スマートディスプレイ化しなければ(充電接続で横向きにしなければ)問題なく普通に着信しています。トビラフォンCloudアプリと、待機画面のウィジェットとの相性が悪いようです。ホーム画面上のウィジェットは関係ありませんでした。

【2024年3月22日 追記】 トビラフォン Cloudアプリ、iOS15以降をサポート

2月末で、スマホアプリがiOS14以前はサポート終了してました。

まあiOS14も15もiPhone6S以降で動くので、実務上、ほぼ無関係な話ではあります。将来サポート対象がiOS16以降になると、iPhone6S、iPhoneSE(初代)、iPhone7の3機種が外れますが、現実的には問題ないでしょう。現時点でiPhoneSE(初代)までがAppleの「ヴィンテージ対象」で、iPhone7はまだヴィンテージ製品入りしていません。「トビラフォンCloud」アプリが、ハード側(Apple社側)と大体同じぐらいのサポート対象なのは凄く良い事だと感じました。

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クラウドPBX トビラフォンCloud トビラフォンCloudは、ビジネスフォンを機器不要でクラウド化し、通話録音、文字起こしなど会社電話の見える化やリモートワークを推進できるIP電話ツールです。
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