企業ホームページ運用は自分達で。内製化メリットが多くなった理由とポイント

小さな会社 ホームページ内製する理由
目次

概ね5~6割程度の企業がホームページ運用を内製化

https://webtan.impress.co.jp/n/2017/09/14/26874

インプレスから取った少し古いデータですが、感覚的には現在も大差無い感じです。ホームページ制作&運用を完全にアウトソーシング(=外注)している企業は約4割ですね。ただ「ホームページを作ったものの更新作業せず放置」している会社も散見されますし、このような統計は意識が高い層が母集団になりがちですから、本来の意味で「ホームページを自社運用」している企業は半分程度と思われます。

良く言われる企業ホームページの役割

企業の情報発信は多様化していますが、その中核が「Webサイト」であることは変わっていません。「動画マーケティング」や「SNSマーケティング」のブームも、結局はリンク先であるWebサイトに誘導する為の手法です。企業ホームページが企業活動の基盤であることは変わりませんでした。閲覧媒体がパソコンだろうがスマホだろうが、顧客に届ける情報の集約点としてWebサイトの重要性と役割は拡大し続けています。

  • 企業の情報発信・・・広告宣伝
  • Webマーケティング・・・集客、営業
  • 採用・・・人事

昔の企業ホームページは情報発信のプラットフォームとしての位置付けでしたが、今日では集客や採用の意味合いも大きくなり、「営業とはWebマーケティング」のことを意味する会社も増えました。テレマーケティングも、今日ではWebと組み合わせる手法でなければ成果が出にくくなっています。(むしろこの辺は、営業代行会社の形として今が全盛期かもしれませんが・・・。メリットとデメリットが山積で、良い悪いを一概に言えない感じです。)

昔のホームページの作成&運用は結構大変だった

Windows95の発売が一般人のインターネット利用の始まりでした。この頃は、パソコンでHTMLを記述し、別途契約したWebサーバーに1ページづつFTPソフトを使ってファイルをアップロードします。Webページを作るアプリとして「ホームページビルダー」を1台のパソコンにインストールして作るのが代表的なパターンでした。HTMLやCSSを書けば何でも出来る反面、機能が多彩すぎて使いこなすのが大変なアプリしした。「ホームページビルダー」は2010年に日本IBM社から一太郎のジャストシステム社に権利が移り、今でもバージョンアップが続いています。

現在主流のCMS(ワードプレス)も、ひと昔前は難しかった

2000年代にWebサーバーにインストールしてWebページを作るCMS(Contents Management System)が登場して大きく変わりました。記事を書くこととページレイアウト等の部分を分離できたので、Webページを作るのにHTMLを”ほとんど”記述する必要がなくなりました。ワードプレスもCMSの一つです。

しかし当初は、ワードプレスをWebサーバーにインストールするのが少々ハードル(レンタルサーバーにアプリをインストールする概念が難しかった)で、HTMLとは別の専門知識が少し必要ゆえに難しかったようです。

そんなハードルが背景になって、2000年代はブログサービス(はてなダイヤリーとか、FC2ブログとか)の全盛期でした。スマホ普及以前で、NTTdocomoが運営する日本独自の「iモード」という閉じたネットワークと、普通のインターネットが並立していた頃ですから、複雑と言えば複雑です。

今はワードプレスでのWebページが主流、非常に簡単になった

しかし今日では、ほとんどのレンタルサーバーで『ワードプレスの簡単インストール』メニューが導入され、文字通りボタン一つでレンタルサーバーへのインストール作業が完了します。独自ドメイン取得やサーバーへの認識も非常の簡単になりました。さらに、2018年のワードプレス5.0からブロックエディタが導入されたのも大きく、完全にノーコード(HTMLを全く書かない)で作成&運用できるようになりました。ホームページ運用が、商用ブログサービスに近いレベルの手間暇で可能になったイメージです。

結果として現在では、ワードプレス(WordPress)でのWebページ制作が爆発的に広まり全盛期です。世界のWebページの4割以上がワードプレスにて作られています。アメリカ大統領府のホームページまでワードプレスで作られるようになりました。

ホームページ運用を「一人情シス」から切り離して組織改革

日本のシステム開発運用では、社外のSIerエスアイヤーに「人月いくら」の工数ベースで外注する、ある意味独特の商習慣が一般的です。昔からこの辺の仕組みには批判も多く、システム内製化の話は永遠のテーマ的に議論され、日本の産業競争力が低下した一因とされています。

しかし大企業ならともかく、大多数の日本企業には「一人情シス」の問題がつきまとうのが変革困難な理由の一つでした。ITリテラシーが高い人にコンピュータに関わる仕事が「何でも屋」的に集中し、属人性の塊のようになる現象です。

しかし企業ホームページ運用は、システム的な専門性は著しく低下しました。また単なる情報発信ツールでなく集客や収益に直結する位置付けに変わりました。営業部門か経営企画部門等の位置付けに変えましょう。

「一人情シス」でWebページ運用をやると、やりきれないゆえアウトソーシングに回り、結果として社内にWeb運用ノウハウが貯まらず、競争力に結びつかない循環になりがちです。そもそもの「一人情シス」解消のハードルは高いですが、属人性の下げ、システム企画の割合を上げ、DX化やIT化の方向にリソースを向け、生産性を向上させましょう。

当社で利用しているサーバーとWordpressテーマ(参考情報)

  • Webサーバー・・・エックスサーバー
  • WordPressの有料テーマ・・・SWELL

▼レンタルサーバー人気ランキング
 https://manuon.com/webhosting-share-ranking/
▼Wordpressテーマ人気ランキング
 https://manuon.com/wordpress-theme-share-ranking/

これから自社運用を前提に企業ホームページを作り自社運用するるのなら、ユーザー数が多い上記の組み合わせを勧めます。無料テーマでもWebページは問題なく作れますが、ノウハウと時間とノウハウの対価として、すでに作り込んでいる有料テーマを1〜2万円買切りで入手するのが得です。特に自分たちで運用する前提なら『日本でのユーザー数が最も多い=大抵のことはWeb検索で解決』が楽で業務負荷になりません。Excelの大抵の疑問は、検索すれば解決するのと同じ理屈ですね。

松濤bizパートナーズでは、ホームページ内製化についてのご相談、ホームページ担当者の育成、IT化・DX導入に伴うセカンドオピニオンとしてのご利用などを承っております。20,000円/90分のお求めやすい価格に抑えた定額料金制コンサルサービスの「ITアドバイザリー」では、お客様の状況に合わせたご提案が可能です。どうぞお気軽にご相談ください。

よかったらシェアしてね!
目次